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[e-Sports]賞金減額の裏側!5行で解説!!Jesuのプロライセンスとは?[ももち]

f:id:masamune0318:20190919050649p:plainCAPCOMの公式ゲーム大会で思わぬ大事件が起きてしまいましたね…。

 

界隈ではももち選手が賞金を500万から10万円に減額された話題で持ちきりです。

 

あのイケハヤ氏もこの問題に飛びつき、真っ向から否定の姿勢ですね…。

 

しかしこの問題、本当にJesuが悪いのでしょうか?

 

このあと5行でサクッと解説してみたいと思います。

そもそもJesuが炎上している理由

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今回の事件なんですけど、そもそもなんで起こったか知っている人がどれだけいるのでしょうか。

 

みなさん500万から10万円に減額されたところだけを見て炎上祭りに乗っかっていませんか?

 

Jesuの利権がどうとか、Jesuがなくても賞金はもらえるとか

 

様々な憶測が飛び回っていてどれも信ぴょう性を欠いています。

 

しかし、その中であえてはっきりと言わせてもらいます。

 

Jesuは利権を取ろうとしているようにも見えますが、

 

そこは現時点では偏った見方となっていることをご理解ください。

 

なぜなら、現段階ではどうとでも解釈が可能であり、

 

Jesuを悪者に仕立て上げようとすれば簡単にできてしまうほど業界のルール自体がまだスカスカなのです。

 

仮にJesuをうがった目で見たとしても、本当に利権を握って悪用したり牛耳ろうとしているかは現段階では判断できません。

 

それよりも今Jesuは、先にルールを作ることをしているだけなのです。

 

今回はそのことによる弊害が起きているんです。

 

Jesuと賞金問題について細かく解説したnoteを紹介

今回の賞金問題について細かく解説してくれているnoteがあります。

こちらを読めばだいたいの流れが理解可能であると思います。

 

ただ、なかなかのボリュームであると思うので今回は強引に5行でまとめました!!

今回の事件を5行で解説!!

 

要は

→現時点でプロアマどちらでも賞金を得るための体制は整っている

→しかし今の規制では法の抜け道が多すぎて今後ゴミみたいな団体が表れて金儲けに走るかもしれない

→それを事前に防ぐためにJesuはライセンスという形で、少し窮屈だけど後々のことを考えて縛りをもうけた

→ライセンスは、賞金が発生するような順位に入るレベルの人には大会中でも(それ以前に持ってなくてもちゃんと満額受け取れるように)与える

→今回はももち選手もライセンス獲得対象内だったが事前に蹴ったので10万円になった

 

みなさんの解釈と合っていますか?

 

大まかな流れについてはこれに沿っていると思います。

 

ただ、特に注視すべきは先ほどのnoteにもあった、

 

・今後現れるであろう企業主催の賞金大会の法回避問題

 

ここに尽きると思います。

 

例えば無名の企業が、自社製品の格ゲーを販売開始して、それの大会に賞金5000万円を出したとしますよね?

 

みんな5000万円が欲しいからその格ゲーを買うじゃないですか。

 

そしたら低予算低クオリティなクソゲーでも賞金大会テキトーに開けば、ゲーム自体が売れて利益が出ちゃうんですよ。

 

販促行為のための賞金は禁止なのは変わってませんから、

 

そちらが目立ってくると消費者庁は黙ってません。

 

世の中に金目当ての謎企業が溢れた日には、それこそ違法賭博だとか言われる恐れがあるわけです。

 

国から目をつけられてしまったら、完璧にe-Sportsの未来はオワコン化します。

 

この流れを禁止するために、企業とプレイヤーが

 

『僕らちゃんとやってますよ!』

 

って思ってもらうためのライセンスなのです。

 

堅苦しいのは承知の上、現段階ではほぼ必要のないと言われてしまうのも承知の上、

 

将来的に問題が起きないように先手を打ったのがこのライセンス制度なのです。

 

当のももち選手は声明出してるの?彼の見解は?

今回、優勝賞金500万円の大会で10万円しか獲得できなかったももち選手ですが、

 

以前からプロライセンスについて言及していました。

www.gamespark.jp

長いので要約すると、

 

・プロライセンス自体は否定していない

・プロライセンスが特定の団体の利権に絡むのであれば戦う姿勢

 

こういったことが書かれています。

 

ももち選手もプロライセンスのことに関しては否定的ではありません。

 

しかし、例えば音楽業界でいうJAS〇ACのような、

 

その業界から美味い汁だけを吸い取るような利権団体が生まれる可能性があるなら賛同できないというポジションを取っているだけなのです。

 

その結果、現段階では不透明なものについては両手放しでは参加しないという姿勢を貫いているだけです。

 

Jesuを誰よりもまず賞金を減額されたご本人が、真っ向否定しているわけではないことがお分かりいただけたでしょうか。

 

まとめ

今回の問題はルールの定まり切っていない若い業界であるからこそ起きてしまった問題です。

 

誰も悪くない(可能性がある)ため偏った意見が蔓延しているのははなはだ疑問です。

 

今回の賞金に関しては獲得資格者と企業運営側で話し合いの場を設けるというウワサも出ています。

 

このことにより業界の未来を簡単に否定してしまうのではなく、皆で問題解決に取り組んでいく姿勢が試されているように思います。